研修のねらい
日本においてLGBTに対する様々な取り組みが行われているものの、まだまだ多くの地域や多くの自治体では、「LGBTって何?」「LGBTなんて身近にいないはず」といった声も多く、LGBT当事者が声を上げづらいのが現状です。
2018年の電通調査によると、日本では11人に1人が性的マイノリティであるという結果も報告されています。
すぐ身近にLGBT問題を密かに抱えている人がいる可能性は大いにありうることです。
そこで、研修を通して、LGBTとは何かといった基礎知識を習得していただくと共に、LGBTを取り巻く環境改善に一人ひとりが取り組む意識を持ち、LGBTを身近に感じ考えていただく機会となることを目指し、多様な人たちと共働するより良い環境づくりを目指します。
LGBT基礎研修プログラム例
テーマ | 内容 |
オリエンテーション | 研修目的 |
LGBTを理解する | LGBTとは 数字で見るLGBT からだの性・こころの性・好きになる性 |
多様なセクシュアリティを理解する | 性的指向とは 性自認・性同一性とは |
LGBTが求めること | 当事者の考えや思いを理解する 特別扱いや過剰な対応への気持ち |
LGBTのストレスとは | 日常生活や差別的言動 カミングアウトやプライバシー サービスの受け方 |
見直すべき言葉づかいと意識 | こんな言葉は控えよう 思い込みから使っている言葉 |
ケーススタディ | こんな時どうする? |